ピアノ協奏曲第2番 (ステーンハンマル)
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ピアノ協奏曲第2番ニ短調 作品23は、ヴィルヘルム・ステーンハンマルが作曲したピアノ協奏曲。
概要
1904年から1907年にかけて作曲され、翌年4月15日、ヨーテボリにてセルミカ・アスプルントのピアノ独奏、ヴィルヘルム・ステーンハンマル指揮エーテボリ交響楽団により初演されたが、それ以来演奏レパートリーに上げられていない。前作がブラームス等に作風が似ていたこともあり、彼独自の作風はやや薄れていた。しかしこの作品は円熟期で書かれたため、ステーンハンマルのカラーが色濃く反映されている。既存のピアノ協奏曲の様にピアノがオーケストラに付随しているのではなく、むしろ交響詩や幻想曲に近い。序奏を含む4楽章で構成されているが、全曲はアタッカで繋がれている。
演奏時間
約29分。
楽曲構成
- 第1楽章 Introduzione
- 第2楽章 Scherzo
- 第3楽章 Adagio
- 第4楽章 Finale
外部リンク
- ステーンハンマル作品紹介(協奏的作品) - ウェイバックマシン(2001年4月13日アーカイブ分)
- ピアノ協奏曲第2番の楽譜 - 国際楽譜ライブラリープロジェクト。PDFとして無料で入手可能。
- ピアノ協奏曲第2番_(ステーンハンマル)のページへのリンク