ピアノソナタK.533/494とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 製品 > 音楽作品 > 楽曲 > モーツァルトのピアノソナタ > ピアノソナタK.533/494の意味・解説 

ピアノソナタK.533/494

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/24 03:21 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
ドーラ・シュトックによるモーツァルトの肖像画(1789年)

ピアノソナタ ヘ長調 K. 533/494は、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトが作曲したピアノソナタ旧モーツァルト全集では第18番新モーツァルト全集では第15番とされる。

概要

2つのケッヘル番号が並べられているのは改訂や異稿などではなく、3つの楽章のうち第1楽章と第2楽章(K. 533)が1788年、第3楽章(K. 494)が1786年、と異なる時期に書かれたからである。1788年1月3日に自作カタログに記載され、同年にホフマイスター社から出版された。

第3楽章のロンドは1787年に単独で出版されている(旧モーツァルト全集では『ロンド第2番 ヘ長調 K. 494』として出版された)が、ピアノソナタとしてまとめるにあたってカデンツァおよび27小節にわたる終結部が追加された。アルフレート・アインシュタインは第1、第2楽章と第3楽章の様式の不一致を指摘しつつも、第3楽章の短調のエピソードの見事さを評価し、「あまりに豊かで完全なので、門外漢は『様式の分裂』に気づかないだろう」と評している。

後に、ノルウェーの作曲家エドヴァルド・グリーグによって『第16番(旧第15番)ハ長調 K. 545』と共に2台ピアノ用に編曲されている。

曲の構成

楽曲が用いられた作品

外部リンク





固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ピアノソナタK.533/494」の関連用語

ピアノソナタK.533/494のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ピアノソナタK.533/494のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのピアノソナタK.533/494 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS