ビーコン (ライフゲーム)とは? わかりやすく解説

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ビーコン (ライフゲーム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/07 05:58 UTC 版)

ビーコン

ビーコンは、ライフゲームに出現する振動子の1つである。周期は2で、出現率は1/400程度[1]である。この出現率はブリンカーの約1/30で、振動子の中で3番目に高い[1]

この物体は、1970年にコンウェイによって発見された。

構造

ビーコンは、ブロックを斜めに2つ並べた構造をしている。ブロックが完全な場合、接点に当たるセルが過密で死ぬ。完全でない場合はその部分に新しくセルが誕生する。こうして、死滅⇔誕生を繰り返す。

ビーコンのように、変化するすべてのセルが過密で死亡する振動子を「On-Off」という[2]

派生物体

他の多くの自然発生しやすい振動子(ブリンカー・パルサー時計など)と違い、ビーコンは外周に「変化しないセル」が存在する。このため、ビーコンと他の物体を組み合わせた振動子が存在する。

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上の図は「ドック上のビーコン(シス型)[3]」と呼ばれる物体で、全振動子で20番目に発生確率が高い振動子である[1]。この物体の可動部分はビーコンの部分だけであるが、ビーコン以外の部分のみでは形を維持できないため全体で1つの物体として扱われる。

ビーコンを含み自然発生の確率が高い(上位50位以内[1])物体の一覧を以下にあげておく[3]

脚注

  1. ^ a b c d LifeWikiの「生成確率が高い振動子の一覧」
  2. ^ on off Life Lexicon
  3. ^ a b 訳語は仮のもの。固定物体の「机上のブロック」に合わせ「○○上のビーコン」という名前を採用した。

外部リンク


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