ビシェヴォ島とは? わかりやすく解説

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ビシェボ‐とう〔‐タウ〕【ビシェボ島】

読み方:びしぇぼとう

Biševoクロアチア南部アドリア海に浮かぶ島。ビス島南西5キロメートル位置する。島は石灰岩からなり海岸には青の洞窟をはじめ多く海食洞がある。


ビシェヴォ島

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/11 09:53 UTC 版)

ビシェヴォ島西岸。後方にはスヴェティ・アンドリヤ島が見える
ビシェヴォ島の位置

ビシェヴォ島 (ビシェヴォとう、クロアチア語:Biševoイタリア語:Busi)は、クロアチアの島。ダルマチア諸島の中程にあり、ヴィス島の南西5kmにある。面積は5.8km²[1]、人口は19人(2001年)[2]。島は石灰岩からなる[3]。標高の最高地点はストラジェニツァの239m[3]。島の中央部は肥沃な平野で、島の北側はマツ林で覆われ、その他は低木の茂る生態群系か、むき出しの岩である。 島の沿岸は豊富な漁業地域である[4]。主要な産業は、ワイン用ブドウ栽培と漁業である。

1050年、スプリトから来たイヴァン・グルリッチによってビシェヴォ島は定住地となったが、海賊の襲撃に遭うことから2世紀後には打ち捨てられた。ローマ教皇シルウェステル1世の教会が修道院の廃墟近くで保存されている[1][5]

勾配が急な海岸には多くの洞窟があり、最も有名なのは青の洞窟である[6]。1884年からこの洞窟へ入れるようになり、ボートに乗ってのみ接近が可能である[4]。洞窟の長さは18m、深さ6m、高さ6mである[3]。洞窟の入り口はわずか1,5mの高さと2.5mの幅しかない[7]。およそ10時から13時の間、日光が青の洞窟の中で海中を透過し、白い海底に反射し洞窟内を青色に染め、海中のものが銀色に輝く[4]

参照

  1. ^ a b (クロアチア語) First Croatian online peljar
  2. ^ Statistical yearbook for 2006 of Central bureau of statistics of Republic of Croatia
  3. ^ a b c ユーゴスラビア辞書協会百科事典, 第1巻 (ザグレブ、1977)、記事Biševo
  4. ^ a b c Biševo at dalmacija.net
  5. ^ Biševo on croatiatouristcenter.com
  6. ^ 息を呑むほど美しい青の空間。クロアチアにもあった『青の洞窟』”. 旅時間. 2018年5月5日閲覧。
  7. ^ (クロアチア語) Biševo on nautic-apartments.com Archived 2007年1月21日, at the Wayback Machine.

外部リンク



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