パーミッションの種類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/04 05:47 UTC 版)
「Andrew File System」の記事における「パーミッションの種類」の解説
アクセス制御リスト(ACL)には、次のようなパーミッションが設定される。 Lookup (l) AFS ディレクトリの内容をリスト表示でき、サブディレクトリにアクセス可能かどうかを調べることができる。 Insert (i) 新規ファイルを追加したり、サブディレクトリを追加したりできる。 Delete (d) ファイルを削除したり、サブディレクトリを削除したりできる。 Administer (a) そのディレクトリの ACL を変更できる。ユーザは自身のホームディレクトリについてはこのパーミッションを保持している(ユーザが間違ってACLから自分自身の設定を消してしまったとしても、Administer パーミッションは保持される)。 ファイルとサブディレクトリに関するパーミッションには、次のようなものがある。 Read (r) ファイルの内容を参照したり、サブディレクトリのリスト表示が可能。ファイルのリードアクセスをするには、通常のUNIXのファイルパーミッションも適切に設定しておく必要がある。 Write (w) ファイルを更新できる。やはり、同時にUNIXのファイルパーミッション設定が必要。 Lock (k) flock を使ったプログラムの実行が可能。 さらに AFS の ACL にはアプリケーション用設定もあり、通常のファイルアクセスには全く関係ない。
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