パルボウイルス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/26 06:25 UTC 版)
パルボウイルスは、パルボウイルス科 (Parvoviridae) に属する直鎖1本鎖DNAウイルスである。直径20nmの球状粒子で、カプシドは正二十面体構造を形成し、エンベロープは持たない。パルボウイルスは自然界に存在するウイルスの中でも最も小さい部類に入るため、ラテン語で「小さい」を意味する parvus から命名された。パルボウイルス科のウイルスのなかには、増殖のためにヘルパーウイルスを必要とする欠損ウイルスである種も存在する。
- ^ Cossart, Y. E., A. M. Field, B. Cant, and I). Widdows.1975. Parvovirus-like particles in human sera. Lancet 1:72-73.
- ^ Heegaard ED, Brown KE (2002). “Human parvovirus B19”. Clin. Microbiol. Rev. 15 (3): 485–505. doi:10.1128/CMR.15.3.485-505.2002. PMC 118081. PMID 12097253 .
- ^ イヤーノート 2015: 内科・外科編 メディック・メディア G32 ISBN 978-4896325102
- ^ Rev Med Virol. 2014 May;24(3):154-68. PMID 24459081
- ^ Clin Microbiol Rev. 2002 Jul;15(3):485-505. PMID 12097253
- 1 パルボウイルスとは
- 2 パルボウイルスの概要
- 3 パルボウイルスB19
- 4 関連項目
固有名詞の分類
Weblioに収録されているすべての辞書からパルボウイルスを検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
全ての辞書からパルボウイルス を検索
- パルボウイルスのページへのリンク