バラバーシュ・ミクローシュとは? わかりやすく解説

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バラバーシュ・ミクローシュ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/02 03:59 UTC 版)

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この項目では、ハンガリー語圏の慣習に従い、名前を姓名順で表記していますが、インド・ヨーロッパ語族風にミクローシュ・バラバーシュと表記することもあります。(Template:ハンガリー人の姓名
バラバーシュ・ミクローシュ
Barabás Miklós
自画像
生誕 1810年2月10日
オーストリア帝国(現ルーマニア)、コヴァスナ県
死没 1898年2月12日
オーストリア=ハンガリー帝国
ハンガリー王国ブダペスト

バラバーシュ・ミクローシュ(Barabás Miklós、1810年2月10日 - 1898年2月12日)はハンガリーの画家である。主に肖像画を描いた。1847年に描かれた若き日のフランツ・リストの肖像画や1853年に描かれた皇帝フランツ・ヨーゼフ1世の肖像画で知られている。

略歴

現在のルーマニア、コヴァスナ県の Markersdorfで生まれた。 Nagyenyed(アイウド:Aiud)の学校で学んだ後、1829年から、ウィーン美術アカデミーヨハン・エンデルに学んだ。

故郷のトランシルヴァニアに戻り、版画(リトグラフ)をバッラ・ガボール(Barra Gábor: 1799–1837)から学んだ。1831年からブカレストに住み肖像画家として働いた。1834年からイタリアを旅し、スコットランド出身の画家、ウィリアム・レイトン・リーチ(William Leighton Leitch)と知り合い、リーチから水彩画を学び、ロンバルディマッジョーレ湖などで写生旅行をした。1836年から1838年までブダペストで修行した。

1840年から後はブダペストを活動場所にし、主に肖像画を描いた。代表的な肖像画にはオーストリア皇帝、フランツ・ヨーゼフ1世や作曲家のフランツ・リスト、詩人のアラニ・ヤーノシュ、革命家のコシュート・ラヨシュペテーフィ・シャーンドルらの肖像画がある。当時のウィーン美術で流行していた、日常的なものを描くビーダーマイヤー様式の影響も見られる。

作品

肖像画、人物画

風景画他

参考文献

  • Constantin von Wurzbach: Barabás, Nikolaus. In: Biographisches Lexikon des Kaiserthums Oesterreich. 1. Theil. Universitäts-Buchdruckerei L. C. Zamarski (vormals J. P. Sollinger), Wien 1856, S. 147 f.
  • Barabás Nikolaus. In: Österreichisches Biographisches Lexikon 1815–1950 (ÖBL). Band 1, Verlag der Österreichischen Akademie der Wissenschaften, Wien 1957, S. 48 f.
  • Kindlers Malerei Lexikon im dtv, Band 1. Deutscher Taschenbuch Verlag, München 1976, ISBN 3-423-05956-7.



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