ハーダンガーとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ハーダンガーの意味・解説 

ハーダンガー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/31 23:39 UTC 版)

ハーダンガーの作品例

ハーダンガー (Hardanger) とは、ノルウェーの西南海岸に面した地方の名称が語源であり、ドロンワークの技法がノルウェーに伝わり、ハーダンガーと呼ばれるようになったものである。この項では、ノルウェーの伝統工芸であるハーダンガー (Hardanger)について述べる。

歴史

イタリアで発達したドロンワークの技法が16世紀にノルウェーに伝わり、独自の技法や模様に発展した。その技法は世界各国に伝わり、服飾や室内装飾に用いられている。[1]

特徴

平織りの布の織り糸を抜いてかがりながらすかし模様を作る技法と、織り糸の数を数えながら刺すステッチで構成され、様々なステッチの組み合わせにより自由な幾何学模様を作成することができる。[1]

技法の種類

用いられる主な技法は以下のとおりである[1]

  • ストレート・ステッチ
  • フォーサイデッド・ステッチ (スクエア・ステッチ)
  • アイレット・ステッチ
  • ノルベジアンダーン・ステッチ
  • ピコット・ステッチ
  • ストレートループダーン・ステッチ
  • クロイゾネイダーン・ステッチ (七宝かがり)
  • スラントクロイゾネイダーン・ステッチ (斜め七宝かがり)
  • インターンレースドループダーン・ステッチ
  • ダブルクロイゾネイダーン・ステッチ
  • クロスダーン・ステッチ
  • エーデルワイス・ステッチ
  • スパイダースダーン・ステッチ
  • クローバーリーフダーン・ステッチ
  • サテン・ステッチ
  • ループダーニング・ステッチ
  • ウェービング・ステッチ
  • ボタンホール・ステッチ
  • ウインドミルダーン・ステッチ
  • スター・ステッチ
  • オープンワーク・エッジ

脚注欄

  1. ^ a b c 小野寺美智子 『はじめてのハーダンガー刺繡』、雄鶏社、2008年、p2 

参考文献

  • 小野寺美智子 『はじめてのハーダンガー刺繡』、雄鶏社、2008年、ISBN 9784277311694

関連項目



このページでは「ウィキペディア」からハーダンガーを検索した結果を表示しています。
Weblioに収録されているすべての辞書からハーダンガーを検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
 全ての辞書からハーダンガー を検索

英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ハーダンガー」の関連用語

ハーダンガーのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ハーダンガーのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのハーダンガー (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS