ハラルド・ヴストとは? わかりやすく解説

ハラルド・ヴスト

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/03 04:38 UTC 版)

ハラルド・ヴスト
Harald Wust
生誕 1921年1月14日
ドイツ国
プロイセン自由州
シュレスヴィヒ=ホルシュタイン県英語版 キール
死没 2010年10月2日
ドイツ
ノルトライン=ヴェストファーレン州 ボン
所属組織 ドイツ国防軍空軍
ドイツ連邦空軍
軍歴 1956年 - 1978年 (連邦軍)
最終階級 大将 (連邦軍)
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ハラルド・ヴスト: Harald Wust, 1921年1月14日2010年10月2日)は、ドイツ西ドイツ)の軍人1976年から1978年に第6代連邦軍総監を務めた。

経歴

キールに生まれる。第二次世界大戦に航空偵察兵として従軍。1941年に少尉に任官し、東部戦線で中隊長・中尉として従軍した。終戦時の1945年に赤軍の捕虜となった。ドイツに復員後社会教育学を学び、オイティンの役場に勤務後、児童書籍作家となった。

1956年に新生ドイツ連邦軍空軍に大尉として入営。1958年から1959年まで空軍参謀将校養成課程を受け、首席で修了したのち様々な参謀部や学校に勤務した。1975年から連邦軍総監代行(副総監)を務める。

1976年11月30日、空軍出身者としては初の連邦軍総監(第6代)に就任し、大将に昇進した。国防省内での制服組と官僚の内部抗争や、ゲオルク・レーバー国防相をめぐるスパイ事件で批判を受けたため、停年前の1978年に辞職し退役した。ボンで死去した。

外部リンク

軍職
先代
カール・シュネルドイツ語版
ドイツ連邦軍副総監
1975年 - 1976年
次代
リューディガー・フォン・ライヒェルトドイツ語版
先代
アルミン・ツィンマーマン
ドイツ連邦軍総監
1976年12月21日-1978年12月11日
次代
ユルゲン・ブラント




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