ハドリー・リル隕石とは? わかりやすく解説

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ハドリー・リル隕石

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/27 20:07 UTC 版)

ハドリー溝(右側)の近くに立つアポロ15号船長のデイヴィッド・スコット。ハドリー・リル隕石は、このミッションで採集されたサンプルの中から発見された。写真に写る大きな岩は隕石ではない。

ハドリー・リル隕石(ハドリー・リルいんせき、: Hadley Rille meteorite)は、面上の北緯26度26分0秒、東経3度39分20秒の地点で[1]、1971年のアポロ15号の活動中に発見された隕石である。地球以外の太陽系の天体で発見された2つ目の隕石となった。1つ目は1969年に発見されたベンチ・クレーター隕石である。

特徴

15602の土壌サンプルのうち、ハドリー溝付近で採取された29のサンプルに、1-2mmの大きさの物体が発見された。ハドリー・リル隕石は約3mgで、頑火輝石カマサイトニニンジャライト二酸化ケイ素シュライバーサイトトロイリ鉱曹長石ダウブリール石を含む。国際隕石学会によって、エンスタタイト・コンドライトに分類された[1]

出典

北緯26度26分00秒 東経03度39分20秒 / 北緯26.43333度 東経3.65556度 / 26.43333; 3.65556座標: 北緯26度26分00秒 東経03度39分20秒 / 北緯26.43333度 東経3.65556度 / 26.43333; 3.65556




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