ノンメタンHC規制
アメリカにおける排出ガス規制のことで、クルマの排出ガスに含まれる有害物質の炭化水素からメタン分を差し引いた残りのHC量(NMHC)を規定している。NMHCは光化学スモッグの原因となるオゾンの主生成要因となる有害物質である。NMHC規制は最初にカリフォルニア州が1980年に実施し、NMHC基準を0.39g/mile(アメリカ連邦のHC基準は0.41g/mile)とした。その後、94年にはアメリカ連邦もHCに加えNMHC規制を追加、実施(基準0.25g/mile)したが、その時期、カリフォルニア州は規制をさらに強化し、メタン分を差し引いた炭化水素に酸素を加えたNMOG規制なるものに移行している。
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