ニェヤとは? わかりやすく解説

ニェヤ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/09 01:34 UTC 版)

座標: 北緯58度17分 東経43度52分 / 北緯58.283度 東経43.867度 / 58.283; 43.867

ニェヤの紋章

ニェヤ(ニェーヤ、ネヤ、ロシア語: Не́яラテン文字表記の例: Neya)はロシア西部のコストロマ州にある町。人口は7,816人(2021年)[1]。州都コストロマから北東へ240キロメートル。最寄りの町は50キロメートル南のマカリエフ、および同じくらい東にあるマントゥロヴォヴォルガ川の左支流ヴェトルガ川の支流、ニェヤ川右岸にある。

歴史

今日のニェヤの場所には16世紀初頭から集落があったことが分かっている。ニェヤという川の名は、この地に先住していたフィン=ウゴル系の民族の言葉からきていると考えられる。16世紀半ばにはこの地を通る交易路沿いの集落として栄えていた。

20世紀にはロシア帝国で鉄道投資が盛んになり、この地にも鉄道が通った。1906年にはサンクトペテルブルクからヴォログダを経てヴャトカ(現在のキーロフ)に至る鉄道が開通し、シベリア鉄道に向かう列車が通るようになった。この時にニェヤ川を渡る場所に小さな駅ができている。1905年には駅予定地の近くに英国企業が製材所を開業させ、駅の周囲には人が集まり始めた。

1929年にはニェヤ地区の行政中心地となり、1958年には市となった。

経済・交通

ニェヤ周辺は林業が盛んで、ニェヤにも製材所がいくつか集まっている。その他には繊維業や食品工業の工場が建つ。

ニェヤには大きな道路が通らず周囲の町との道路交通は不便だが、鉄道で町の外とつながっている。

脚注

  1. ^ city population”. 2023年5月9日閲覧。

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