ドルーリー朱瑛里
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/12 09:53 UTC 版)
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選手情報 | ||||||||||||
ラテン文字 | Shieri DORURI | |||||||||||
国籍 | ![]() |
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競技 | 陸上競技 | |||||||||||
種目 | 中距離走・長距離走 | |||||||||||
所属 | 津山市立鶴山中学校 →岡山県立津山高等学校 |
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生年月日 | 2007年11月16日(17歳) | |||||||||||
出身地 | 岡山県津山市 | |||||||||||
自己ベスト | ||||||||||||
1500m | 4分15秒50 | |||||||||||
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ドルーリー 朱瑛里(ドルーリー しぇり、2007年11月16日 - )は、日本の女子陸上競技選手[1]。専門は中距離走、長距離走。
岡山県津山市出身。父親がカナダ人、母親が日本人のハーフ。 2024年U20アジア陸上競技選手権大会金メダリスト[2]。
経歴
中学3年時に全日本中学陸上1500mに出場し優勝[3]。同年の全国女子駅伝で岡山県代表として3区を走り、9分02秒の区間新[4]。
2023年、岡山県立津山高等学校に進学。同年のインターハイ女子1500mで3位に入り、田中希実の持っていた高1最高記録を更新[5]。同年の全国女子駅伝では2区で12分47秒の区間5位[6]。この頃、メディアが取材と称して同級生の自宅まで駆けつけたり、SNSにおける過剰表現や、肖像権の侵害に本人は大変な思いやつらい思いをした[7][8]。これに対して陸上界のレジェンドの新谷仁美は「成長を見守る体制をとってほしい。世間や競技の反応よりも本人の心を一番に優先してください」と呼び掛けた[9]。
2024年、U20アジア陸上競技選手権大会の日本代表に選出され[10]、女子1500mにおいて4分21秒41で金メダル獲得[2]。6月28日、日本選手権女子1500メートルにおいて、4分18秒16で7位に入った[11]。
8月のU20世界選手権の女子1500mでは、予選1組において4分27秒08で11位となり、決勝進出ならず[12]。
脚注
- ^ “Shieri Doruri Athlete Profile” (英語). iaaf.org. 2024年5月6日閲覧。
- ^ a b “ドルーリー朱瑛里が女子1500メートルで圧勝 U20アジア選手権/陸上”. サンスポ. 2024年5月6日閲覧。
- ^ “第49回全日本中学校陸上競技選手権大会”. jaaf.or.jp. p. 50. 2024年5月6日閲覧。
- ^ “全中V岡山・ドルーリー朱瑛里が驚異の17人抜き!3km9分02秒の区間新!/都道府県女子駅伝”. 月刊陸上競技. 2024年5月6日閲覧。
- ^ “女子1500mカロライン4分06秒54高校国際新で連覇 ドルーリー朱瑛里が田中希実超えの高1最高4分15秒50で3位/北海道IH”. 月刊陸上競技. 2024年5月6日閲覧。
- ^ “シニア相手にドルーリー朱瑛里が堂々区間5位!8人抜き披露で1年の成長示す/都道府県女子駅伝”. 月刊陸上競技. 2024年5月6日閲覧。
- ^ “「注目されてつらい思いを…でも」ドルーリー朱瑛里をめぐる過熱報道に思うこと…異様な雰囲気だった全国女子駅伝、記者発表の舞台ウラ―2024上半期読まれた記事”. 2024年6月3日閲覧。
- ^ “欠場発表のドルーリー朱瑛里 過熱取材に不安「同級生の自宅も調べて…」画像無断使用に苦言”. 2025年1月12日閲覧。
- ^ “ドルーリー朱瑛里への配慮を新谷仁美が呼び掛け「心も体も未熟」「過剰に反応しないで」”. 2025年1月12日閲覧。
- ^ “U20アジア選手権に黒木海翔、折田壮太、山形愛羽、瀧野未来、ドルーリー 朱瑛里ら男女31名発表”. 月刊陸上競技. 2024年5月6日閲覧。
- ^ “ドルーリー朱瑛里「思うようなレースができなかった」 女子1500メートル決勝で7位 日本選手権/陸上”. サンスポ. 2024年6月28日閲覧。
- ^ “ドルーリー朱瑛里、1500m予選敗退 中盤で接触…転倒回避も組11着/陸上U20世界選手権”. 日刊スポーツ. 2024年8月29日閲覧。
外部リンク
- ドルーリー朱瑛里 - ワールドアスレティックスのプロフィール
- ドルーリー朱瑛里のページへのリンク