ドルキャリートレード

新語時事用語辞典

ドルキャリー取引

読み方：ドルキャリーとりひき
別名：ドルキャリートレード
英語：USD carry trade

世界的に見て相対的に低金利であるドルを借り入れて、より高金利である新興国などの金や原油などといった商品に投資をすることで利益を得たり、または、より高金利である通貨に外国為替市場で交換し、その高金利で運用して金利差収入等を得たりする取引手法のこと。

なお、相対的に低金利な通貨を借り入れて、より高金利な通貨に交換して運用する手法全般は「キャリー取引」と呼ばれ、ドルキャリー取引の他にも「円キャリー取引」などがある。

（2010年11月22日更新）

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ドルキャリートレード

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/11/28 14:10 UTC 版)

「円キャリー取引」の記事における「ドルキャリートレード」の解説

2009年11月7日、スコットランドのセントアンドルーズでG20財務相・中央銀行総裁会議が開かれ、IMFが「ドルがキャリートレードの資金調達通貨となっている兆候がある」との報告書を公表した。