トロイダルコイル

デジタル大辞泉

トロイダル‐コイル【toroidal coil】

読み方：とろいだるこいる

円環にそって巻かれたコイル。トーラス状の磁力線を形成するために用いられる。

核融合用語集

トロイダルコイル

読み方：とろいだるこいる

トロイダル方向の磁場を作るコイル。トカマクは３つのコイル：トロイダルコイル，ポロイダルコイル，中心ソレノイドコイルをもつ（下図のTF, PF, CS）。このうち，プラズマを閉じ込めるための強い磁場を作り出すのがトロイダルコイル。いわばプラズマの骨格となる磁場を作り出します。ＩＴＥＲは１８個のトロイダルコイルをもちNb3Sn（ニオブ３スズ）で出来た超伝導線をもちいる。この超伝導線は，強い磁場を作り出し，もっとも強い所では,１２テスラに達する。