トマス・アンドレ・トランブレとは? わかりやすく解説

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トマス・アンドレ・トランブレ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/23 13:29 UTC 版)

トマス・アンドレ・トランブレ
Thomas André Tremblay
生誕 (1931-04-14) 1931年4月14日
カナダケベック州シャウィニガン
死没 2021年3月23日(89歳没)
日本 横浜市
出身校 モントリオール大学文学部
オックスフォード大学文学部
職業 聖光学院中学校・高等学校教諭
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トマス・アンドレ・トランブレ (仏:Thomas André Tremblay、1931年4月14日 - 2021年3月23日) は日本の修道士、教育者。

神奈川県横浜市の私立、聖光学院中学校・高等学校学校長(1984-2004)、同校の学院長(2004-2021)、学校法人聖マリア学園の理事長(2006-2011)を務めた。89歳没[1]

経歴

人物

2021年の8月9日 [注釈 1]NHKハートネットTV「ぼくらは“戦友”だった〜ボーイズ・タウンの子どもたち〜」にて、トマス氏がボーイズタウン(神奈川県大和市ファティマ聖母少年の町児童養護施設)で働いていたことが紹介され、当時ボーイズタウンで生活していた児童の一人、岩波望さんが恩師であるトマス氏に対する思いを語った[2]

「トマス先生は僕の人生の中でいちばん大事な存在の人。一人寂しく便所で泣いてて、もう死にたいって、トマス先生に相談したの。そうしたらトマス先生が『死ぬことを考えるのやめなさい』と。神様は見守ってるから、人生つらいときも楽しいときもあるからって。それからだね。つらくても死を考えなかった。だからここまで生き延びられた。トマス先生の影響でね。」

受賞

  • 1992年5月 神奈川県県民功労者表彰。
  • 2005年4月 瑞宝小綬章

脚注

注釈

  1. ^ 当時すでにトマス氏は帰天されていた。

出典

  1. ^ Nécrologie - Frère Thomas (André) Tremblay, FIC - Avis de décès - Le Nouvelliste”. necrologie.cn2i.ca. 2021年11月11日閲覧。
  2. ^ 日本放送協会. “ぼくらは戦後生まれの戦友だった ボーイズ・タウンの子どもたち - 記事 | NHK ハートネット”. NHK福祉情報サイト ハートネット. 2021年11月11日閲覧。

関連項目

外部リンク




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