デューテリアムとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > デューテリアムの意味・解説 

重水素

(デューテリアム から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/04 13:35 UTC 版)

重水素(じゅうすいそ、: heavy hydrogen)またはデューテリウム (英: deuterium) とは、水素の安定同位体のうち、原子核陽子1つと中性子1つとで構成されるものをいう。重水素は 2H と表記するが、 D(deuteriumの頭文字)と表記することもある。例えば重水の分子式を D2O と表記することがある。


注釈

  1. ^ この原理にもとづいた重水の分離工場が duPont 社によって1944年に事業として操業された。
  2. ^ この原理にもとづいた重水の分離工場は Consolidated Mining and Smelting 社が British Columbia Trail に建設したことがある。

出典

  1. ^ 原子核工学(1955) pp.70-71
  2. ^ 狐崎晶雄、核融合炉開発の展望 『ターボ機械』 Vol.18 (1990) No.1 P.16-23, doi:10.11458/tsj1973.18.16
  3. ^ 馬場茂雄、安定同位体トレーサー法によるヒトにおける代謝研究法 『臨床薬理』 1973年 4巻 3-4号 p.279-287, doi:10.3999/jscpt.4.279
  4. ^ 都築廣久ほか、重水素標識化合物の合成法と抗かぴ剤への応用 RADIOISOTOPES Vol.44 (1995) No.12 P.929-930, doi:10.3769/radioisotopes.44.12_929
  5. ^ 五郎丸毅 ほか、重水素標識アミノピリンの代謝における同位体効果 『YAKUGAKU ZASSHI』 Vol.101 (1981) No.6 P.544-547, doi:10.1248/yakushi1947.101.6_544
  6. ^ 寒川喜三郎、秋森伯美、発芽トウモロコシの胚盤における重水素標識アミノ酸の挙動 『RADIOISOTOPES』 Vol.26 (1977) No.12 P.891-894, doi:10.3769/radioisotopes.26.12_891
  7. ^ 特許公開2007-119489「重水素化シクロスポリンアナログおよび免疫調節剤としてのそれらの使用」”. j-tokkyo. 2017年11月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年10月28日閲覧。
  8. ^ 特許公開2008-222724「重水素化シクロスポリンアナログおよび免疫調節剤としてのそれらの使用」”. j-tokkyo. 2016年3月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年10月28日閲覧。
  9. ^ "Big interest in heavy drugs", Nature 2009. doi:10.1038/458269a
  10. ^ 特許公開2005-343904(拒絶査定)
  11. ^ 重水素化医薬品の衝撃佐藤健太郎、薬読、2017年9月7日
  12. ^ 「重水素ガスの商業生産開始」日経産業新聞』2018年7月4日(先端技術面)2018年7月15日閲覧。


「重水素」の続きの解説一覧



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「デューテリアム」の関連用語

デューテリアムのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



デューテリアムのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの重水素 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS