デュアルフェーズ鋼
加工前は軟質相で降伏点が低く、加工後は硬質相により硬化して引張り強さが上がる、軟硬両相をもつ複合組織の鋼。Bake Hard性(焼付け硬化性)をもつバーリング加工性(伸びフランジプレス加工性)に優れた高張力鋼板のこと。従来の高張力鋼板より降伏点(Yp)が低く加工しやすい。ホイールなどに採用されているが、今後は590MPa級以上の高張力鋼板としてボディシェルの骨格部材に採用され、急成長すると予測される。
Weblioに収録されているすべての辞書からデュアルフェーズ鋼を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
全ての辞書からデュアルフェーズ鋼を検索
- デュアルフェーズ鋼のページへのリンク