デドフスクとは? わかりやすく解説

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デドフスク

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/04/29 05:35 UTC 版)

座標: 北緯55度52分 東経37度08分 / 北緯55.867度 東経37.133度 / 55.867; 37.133

デドフスクの市章

デドフスク(デードフスク、ロシア語: Де́довскラテン文字表記の例: Dedovsk)は、ロシアモスクワ州中部にある都市。モスクワからは西へ38キロメートル、クラスノゴルスクからは西へ20キロメートル、イストラからは南東へ30キロメートル。イストラ地区に属する。人口は2005年時点で27,600人ほど。2002年国勢調査で27,662人。1989年ソ連国勢調査では30,740人だった。

目次

歴史

ゲオルギエフスカヤ聖堂。2000年から2005年にかけて建てられた

デドフスクは、1573年の記録にデードヴォ(Де́дово)の名で登場する。18世紀には集落は大きくなった。

1901年モスクワルジェフ間の鉄道が通り、後にリガまで延長され、産業集積の準備が整った。1913年にこの地域に繊維工場が建ったことで労働者が集まり、デドフスキー(Де́довский)という労働者集落が生まれもとのデードヴォ村を併合した。

1940年にデドフスキーは市となりデドフスクに改名した。

産業・交通

デドフスクの繊維工場

もっとも重要な工場は1913年操業開始の繊維工場で、ほかに同時期に陶器工場から発展してできたレンガ・建材工場がある。

デドフスクにはM9幹線道路が通るほか、モスクワからリガに向かう鉄道も通る。

文化

デドフスクの7キロメートル南西にあるアノシノ村には、ボリソグレブスク修道院がある。1823年に建てられたが、十月革命後の1919年に博物館に転用されてしまった。1992年に正教会に返還され、修復が進んでいる[1]

脚注

外部リンク




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