テストドース
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/21 02:48 UTC 版)
硬麻針から局所麻酔薬を注入する時、あるいはカテーテルを留置した後は、まず少量の局所麻酔薬を試験的に注入する。これにより、カテーテルがくも膜下腔、あるいは血管内に迷入していないか確認できる。注入前には吸引して脳脊髄液や血液の逆流がないことを確認する。テストドースには20万倍希釈アドレナリン入りの1.5〜2%リドカイン、あるいはメピバカインを用いる。2分以内に心拍数が20bpm以上増加し、血圧が上昇すれば血管内留置を疑う。速やかに感覚および運動麻痺が出現したら、くも膜下腔への注入を疑う。
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