チェロウ・キャバーブ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/14 10:07 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動チェロウ・キャバーブ | |
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チェロウ・キャバーブ
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フルコース | 主菜 |
発祥地 | ![]() |
提供時温度 | 温かい料理 |
主な材料 | ご飯とキャバーブ |
チェロウ・キャバーブ(ペルシア語: چلوکباب, ラテン文字転写:čelow-kabāb, ペルシア語発音: [tʃelowkæˈbɒːb])は、ご飯( チェロウ:čelow )とキャバーブからなるイラン料理[1]。キャバーブには多くの種類があるが、基本的なものの1つ[1]。イラン各地で、家庭や人が集まった際など、様々な機会で食されており、イランの「国民食」とみなされている[2] [3]。おそらくはガージャール朝時代に創作された料理である[1]。ナーセロッディーン・シャーが日常、口にしていた食事に含まれている[1]。
チェロウ・キャバーブには、バター、ソマーグのパウダー、バジル、生玉ねぎ、焼きトマトなどが添えられる[1]。一緒に飲まれる伝統的な飲み物はドゥーグというヨーグルトベースの飲み物である[1]。1970年代からはドゥーグに代わって炭酸飲料もよく飲まれるようになった[1]。
古いバザールの伝統では、ご飯と前菜が最初に出され、続いて串に刺されたキャバーブと平らなナン(通常はラヴァッシュ)が提供される [4]。串をご飯の上に直接置き、ナンでキャバーブを押さえながら、素早く串を抜き取る。
写真ギャラリー
脚注
- ^ a b c d e f g Bāzargān, Ṣoḡrā. "ČELOW-KABĀB". Encyclopædia Iranica. V. p. 125. 2021年12月14日閲覧。
- ^ Shaida, Margaret (1992). “Chellow-Kabab – The National Dish of Iran”. Oxford Symposium on Food and Cookery 1991: Public Eating. London: Prospect Books. pp. 272. ISBN 9780907325475 2018年4月21日閲覧。
- ^ “Restaurant review: Apadana, Huddersfield”. Huddersfield Daily Examiner. (2013年6月21日). オリジナルの2017年12月30日時点におけるアーカイブ。
- ^ Batmanglij, Najmieh (2007). A Taste of Persia: An Introduction to Persian Cooking. I.B. Tauris. p. 54
関連項目
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