ダグラス・パーヴァイアンスとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ダグラス・パーヴァイアンスの意味・解説 

ダグラス・パーヴァイアンス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/15 18:01 UTC 版)

ダグラス・パーヴァイアンス (英語: Douglas Purviance1952年 - ) は、アメリカ合衆国出身のバストロンボーン奏者、音楽プロデューサー

アメリカ合衆国ニューヨークを基盤に活動するビッグバンドであるヴァンガード・ジャズ・オーケストラ(以下VJO)のバンド・マネージャーを務める(2人いるリーダーのうちの1人で、もう一人のリーダーはジョン・モスカ)。初期のレコーディング等では「Doug Purviance」と記されているが、同一人物である。

プロフィール

メリーランド州ボルティモア生まれ。

スタン・ケントン楽団でプロとしてのキャリアをスタート、スライド・ハンプトンディジー・ガレスピーらの楽団、ミンガス・ビッグ・バンドなど多数のアンサンブル、バンドに参加している。カーネギー・ホール・ジャズ・バンドの創立メンバーでもあり、ジャズ・アット・リンカーン・センター・オーケストラ、ミシェル・カミロクリスチャン・マクブライドロン・カーターのビッグバンド等、多数のビッグバンドにて演奏、録音。

1978年よりサド・ジョーンズ=メル・ルイス・ジャズ・オーケストラ(後にメル・ルイス・ジャズ・オーケストラ、現:ヴァンガード・ジャズ・オーケストラ)に参加。近年はヴァンガード・ジャズ・オーケストラのCD制作においてプロデューサーを務め、手がけた6作品全てでグラミー賞にノミネートされている。2000年に『Thad Jones Legacy』でAFIM賞 (AFIMを獲得。2005年には『The Way - Music Of Slide Hampton』でグラミー賞ベスト・インストゥルメンタル・アレンジ賞を受賞。また2009年にはアルバム『Monday Night Live at the Village Vanguard』にてグラミー賞ベスト・ラージ・ジャズ・アンサンブル賞を受賞。同アルバムはベスト・ジャズ・アレンジャー賞にもノミネートされている。

ヴァンガード・ジャズ・オーケストラでは、世界ツアー、教育プログラム、文化貢献プログラム等のマネジメントも担当。2009年にはブルーノート東京で同バンドの日本初公演を実現した。2010年からはツアー会場をビルボードライブに移し、東京・大阪で毎年来日公演を行なっている。

ヤマハのクリニシャンとして教育活動にも従事している(使用楽器はヤマハのバストロンボーン)ほか、音楽関連会社「パーヴァイアンス・プロダクション」を立ち上げている。

日本での公演

2009年

  • 12月5日: ブルーノート東京にてVJOリーダーとしてジョン・モスカと共にトークショー公演
  • 12月6日〜9日: ブルーノート東京にてVJO公演

2010年

2011年

  • 10月23日〜31日:東京・大阪にて単独ツアー。演奏・クリニックなどを実施
  • 12月14, 16, 17日:ビルボードライブ東京にてVJO公演
  • 12月18日: ビルボードライブ大阪にてVJO公演

著書

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ダグラス・パーヴァイアンス」の関連用語

ダグラス・パーヴァイアンスのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ダグラス・パーヴァイアンスのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのダグラス・パーヴァイアンス (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS