タナバタビアフェスタトヤマとは? わかりやすく解説

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タナバタビアフェスタトヤマ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/06/03 14:25 UTC 版)

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タナバタビアフェスタトヤマは、2008年から2015年まで毎年7月富山県富山市で開催されていたビール・フェスティバル[1][2][3]。主催は城端麦酒オオヤブラッスリー(富山市)など[4]

地方都市で継続開催されたビールイベントの成功例の1つとして知られる[1]

2008年に第1回の開催が決定したが、来客数が十分なのか不安もあった。そこで城端麦酒は青色のビール「グランブルー」を開発。これを北日本新聞に採り上げてもらった。すると、新聞記事を見た人から前売りチケットの問い合わせが殺到し、参加した12のブルワリーで合計8000杯のビールが販売され、第1回のフェスティバルは成功裏に終わった[1][4]

運営は、フェスティバルに参加するブルワリー、飲食店からの出店料と、来客が飲んだビールの売り上げ金額で行われて、利益は次年度の準備金に充てていた。行政からの資金援助はなく、また関係者の宿泊施設の提供を除いては、企業からの協賛もない[1]

イベントそのものは順調に開催されており、伸び代も見込まれていたが、現状を続けていては次世代が育たないと判断し、けじめとして2015年の第8回を最後と発表して開催することになった[1]

出典

  1. ^ a b c d e Kumagai Jinya (2015年7月14日). “さよなら、タナバタビアフェスタトヤマ”. Japan Beer Times. 2019年2月26日閲覧。
  2. ^ 日本ビアジャーナリスト協会『日本のクラフトビール図鑑』マイナビ出版、2015年、193頁。ISBN 9784839955274
  3. ^ ラズウェル細木『酒のほそ道 宗達と飲みたい極楽ビール』日本文芸社、2013年、49頁。 ISBN 9784537211283
  4. ^ a b Kumagai Jinya (2012年11月20日). “Toyama: Craft Beer From Japan’s Other Coast”. Japan Beer Times. 2019年2月26日閲覧。



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