タイガー・エアウェイズ・オーストラリアとは? わかりやすく解説

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タイガーエア・オーストラリア

(タイガー・エアウェイズ・オーストラリア から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/13 03:31 UTC 版)

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タイガーエア・オーストラリア
Tigerair Australia
IATA
TT
ICAO
TGW
コールサイン
GO CAT
設立 2007年
ハブ空港 メルボルン空港
シドニー国際空港
ブリスベン空港
親会社 ヴァージン・オーストラリア
保有機材数 15機
就航地 17都市
本拠地 オーストラリア メルボルン
外部リンク https://tigerair.com.au/
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タイガーエア・オーストラリア(Tigerair Australia)はオーストラリア格安航空会社である。2013年、タイガー・エアウェイズ・オーストラリア(Tiger Airways Australia)から社名を変更した[1]。2020年運行停止した。

概要

シンガポール航空が出資をしているタイガーエアウェイズ・ホールディングスにより、2007年に設立、同年11月23日に運航を開始した。メルボルン空港シドニー国際空港ブリスベン空港を拠点にしている。

2011年に安全規定違反を受けて、オーストラリアの航空当局から一時運行停止を命じられている[2][3]

2013年にヴァージン・オーストラリアが株式の60%を3500万オーストラリア・ドルで取得、残る40%についても、2014年10月に1オーストラリア・ドルで取得することが発表された[3]。なお、運航は継続される[4]

2017年、タイガーエアはスクートと合併し、タイガーエアブランドは消滅したが、ヴァージン・オーストラリア傘下の同社は、現在もタイガーエアブランドを継続している。

2020年、新型コロナウイルスの影響により3月25日より全便が運休。4月20日、親会社のヴァージン・オーストラリアが経営破たんし、8月5日に発表した再建計画において、タイガーエア・オーストラリアの運航停止を明らかにした。ただし、完全な廃業ではなく、今後の需要回復時に備えて、航空運送事業許可は維持する。これにより、タイガーエアブランドは、台湾のチャイナエアライン傘下のタイガーエア台湾のみとなる。

就航都市

保有機材

運航機材

2019年8月現在

タイガーエア・オーストラリア 運航機材一覧
機材 運用機数 発注機数 座席数 備考
エアバスA320-200 10 180 うち数機はヴァージンオーストラリア・リージョナルに転籍予定
ボーイング737‐800 5 186 ヴァージンオーストラリア
合計 15 0

タイガーエア・オーストラリアは今後数年かけて機材をB737-800に統一する予定である。

脚注

  1. ^ タイガー・エアウェイズ、「タイガーエア」へ名称変更”. フライチーム (2013年7月4日). 2014年10月17日閲覧。
  2. ^ タイガーエアウェイズが、オーストラリアで運航差し止めに”. トライシー (2011年7月10日). 2014年10月17日閲覧。
  3. ^ a b 豪ヴァージン、1豪ドルで格安航空タイガーエア買収”. ウォール・ストリート・ジャーナル日本版 (2014年10月17日). 2014年10月17日閲覧。
  4. ^ タイガーエアHD、オーストラリア市場撤退 ヴァージン・オーストラリアに株式を約94円で売却”. トライシー (2014年10月17日). 2014年10月17日閲覧。

関連項目

外部リンク




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