ゼネラルエレクトリックビルとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ゼネラルエレクトリックビルの意味・解説 

ゼネラルエレクトリックビル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/21 05:25 UTC 版)

ゼネラル・エレクトリック・ビル
General Electric Building
所在地 アメリカ合衆国
ニューヨーク州ニューヨーク市マンハッタン区ニューヨーク市レキシントン街570号
座標 北緯40度45分26秒 西経73度58分21秒 / 北緯40.7572度 西経73.9725度 / 40.7572; -73.9725
面積 1エーカー未満
建設 1931年[要出典]
建築家 Cross, John Walter; Cross, Eliot
建築様式 アール・デコ
NRHP登録番号 03001515[1]
NRHP指定日 2004年1月28日

ゼネラルエレクトリックビル (General Electric Building) はアメリカ合衆国ニューヨーク市マンハッタンミッドタウンにある超高層ビルである[2]ロックフェラー・プラザ30番のGEビルと紛らわしくないように、その住所であるレキシントンアベニュー570番 (570 Lexington Avenue) と呼ばれることもある(GEビルはのちに「コムキャストビル」と改称)。

概要

ゼネラルエレクトリックビルは、レキシントン・アベニューと51丁目 (en) の南西の角に建つ、歴史的な50階建て高さ200mの超高層ビルである。クロス・アンド・クロス (en) のジョン・W・クロス (en) によって1931年に設計された当初の名前はRCAビクター・ビル (RCA Victor Building) であった。このビルはRCAからGEへと竣工するより前に譲渡された。

このビルはパーク・アベニューに面したセント・バーソロミュー教会 (en) のビザンチン様式の低層ドームの背後にそびえ、同じサーモンレンガ色でそろえられている。しかし、レキシントン・アベニューから見ると、50階建てのゴシック様式の塔は目立って高く、独自の個性を持っている。このビルは古典アール・デコによる単純化を通した力という視覚的なメッセージをはなっている。建物の基礎には精巧で豊富なレンガ細工、建築的な人物彫像、正面入り口の上の角には曲線のGEロゴの付いた目のひく時計および銀色の肉体のない前腕の対が施されている。ビルの頂上部はゴシック様式のはざま飾りがダイナミックに施されているが、これは電波を表現していることになっており、夜には内側から照らし出される。

ゼネラル・エレクトリック・ビル(近景)
"電波"をデザインしたビルの頂上部
ビルの飾り額

ポピュラーカルチャーにおけるゼネラルエレクトリックビル

このビルは2005年の映画Mr.&Mrs. スミスに登場し、アンジェリーナ・ジョリー演じるアサシンとして働くジェーン・スミスによって、I-Tempと呼ばれる任務における陰謀活動がスイートルーム5003で行われる。

関連項目

参考文献

  • Dirk Stichweh: New York Skyscrapers. Prestel Publishing, Munich 2009, ISBN 3-7913-4054-9

脚注

  1. ^ National Park Service (13 March 2009), “National Register Information System”, National Register of Historic Places, National Park Service
  2. ^ 570 Lexington Avenue”. Emporis.com. 2008年7月12日閲覧。

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ゼネラルエレクトリックビル」の関連用語

ゼネラルエレクトリックビルのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ゼネラルエレクトリックビルのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのゼネラルエレクトリックビル (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS