セントデービッド島
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/11 09:52 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動セントデービッド島(セントデービッドとう、英語:Saint David's Island)は、大西洋に浮かぶバミューダ諸島の一つ島である。主島バミューダ島の東側に位置し、主島に橋や堤防で繋がっている。[1]
アメリカへの元租借地
1940年から2002年までアメリカ合衆国の租借地はセント・デービッド島に存在していた。第二次世界大戦の1940年に、ナチス・ドイツのUボートが大西洋の船を脅かしていたが、イギリスが大西洋の植民地を守る余裕がなかった。これに対して、アメリカがニューヨークやワシントンの正面に位置し、大西洋防衛の必要があったので、イギリスからセント・デービッド島を99年間租借した。租借料を払う代わり、駆逐艦50隻をイギリスへ提供するのが条件だった。島の西面を埋め立て、5.8平方キロを占めるアメリカ空軍基地を建設し使用し、2002年まで租借地が返還された。[2]
脚注
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