セミノーマとは? わかりやすく解説

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セミノーマ

【仮名】せみのーま
原文seminoma

精巣腫瘍一種。セミノーマは肺、骨、肝臓、脳に転移することがある

精上皮腫

(セミノーマ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/23 08:25 UTC 版)

精上皮腫(せいじょうひしゅ、seminoma)とは精巣の胚細胞腫瘍の一種。セミノーマとも呼ばれる。

ヒトの精上皮腫

精上皮細胞100%で構成される腫瘍はセミノーマと分類されるが、腫瘍内に精上皮細胞があっても精上皮細胞以外由来の腫瘍細胞が混ざっている場合、非セミノーマと分類される。

また、構成細胞が100%精上皮細胞であってもAFPが高値である場合は非セミノーマと分類される。

獣医学領域での精上皮腫

獣医学領域では、犬で最も多く認められる。馬、牛、羊、猫にも存在する。潜在精巣は素因の一つとなる。臨床症状は精巣の腫大のみであり、転移は稀。セルトリ細胞腫や間細胞腫と併発することもある。

関連項目

参考文献

  • 日本獣医病理学会編集 『動物病理学各論』 文永堂出版 1998年 ISBN 483003162X
  • 獣医学大辞典編集委員会編集 『明解獣医学辞典』 チクサン出版 1991年 ISBN 4885006104

外部リンク


セミノーマ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/31 16:01 UTC 版)

精巣腫瘍」の記事における「セミノーマ」の解説

精巣腫瘍ではもっとも多い組織型であり50%以上を占める。セミノーマと非セミノーマ混在する場合非セミノーマ分類されることに留意されたい放射線感受性が高い。合胞体巨細胞を伴う場合にはβ-hCG上昇するまた、従来セミノーマの10%程度上昇するとされていたが、近年の報告ではセミノーマの50%以上においてβ-hcg上昇するとの報告がある。

※この「セミノーマ」の解説は、「精巣腫瘍」の解説の一部です。
「セミノーマ」を含む「精巣腫瘍」の記事については、「精巣腫瘍」の概要を参照ください。

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