スヴェレ・フェーンとは? わかりやすく解説

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スヴェレ・フェーン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/31 17:23 UTC 版)

オスロのコロッセウム・シネマ
ヘドマルク博物館

スヴェレ・フェーン(Sverre Fehn、1924年8月14日 - 2009年2月23日)はノルウェーコングスベルグ出身の建築家

第二次世界大戦の後にオスロ建築大学で建築を学んだ。1952‐53年にかけてモロッコを旅行、その土着の建築に深い感銘を受ける。パリに渡りジャン・プルーヴェのスタジオに2年勤務する。1954年にノルウェーに戻って自分の事務所を設立、1958年のブリュッセル万博のノルウェー館を手がけたことによって国際的に注目されるようになる。1960年代にはヴェネツィア・ビエンナーレの北欧館とハマールのヘドマルク博物館を手がけた。1997年にはプリツカー賞とハインリヒ・テセナウ金メダルを受賞。

2004年末から2005年初頭にかけて世界巡回展が東京芸術大学でも開催された。

作品

  • ブリュッセル万博ノルウェー館(1958年)
  • ヴェネツィア・ビエンナーレ北欧館(1962年)
  • ヴィラ・ノルチェヴィンク(1963年)
  • ボラーのコミュニティーセンター(1972年、ノルウェー、オスロ
  • 聴覚障害児童のための学校(1977年、ノルウェー、オスロ)
  • ヘドマルク博物館(1988年、ノルウェー、ハマル)
  • ヴィラ・ブスク(1990年)
  • 氷河博物館(1991年、ノルウェー、フィヤールラン)
  • アウクルスト博物館(1995年、ノルウェー、アルヴダール)
  • ノルウェー建築博物館(2007年)

参考文献

  • Kenneth FramptonStudies in Tectonic Culture: The Poetics of Construction in Nineteenth and Twentieth Century Architecture (The MIT Press, Cambridge, Mass., 1997)
    • ケネス・フランプトン『テクトニック・カルチャー、19-20世紀建築の構法の詩学』
       松畑強+山本想太郎訳 、TOTO出版、2002年。
  • a+u 1999年1月号(エー・アンド・ユー、1999年)

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