スランプ試験の方法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/26 02:44 UTC 版)
スランプ試験は次のように行われる。スランプコーン (slump cone) と呼ばれる試験用の入れ物に生コンクリートを入れ、突棒で攪拌した(25回程)あとで垂直上にスランプコーンを抜き取り、コンクリート頂部の高さが何cm下がったかを測定する。数値が大きければその分下がっているので生コンクリート流動性が高いといえる。建築ではスランプは15cmから18cmがよく使われる。 なお、あまりにも流動性の高いコンクリートは、スランプコーンを引き抜くと水溜り状に拡がってしまう。その場合はスランプ値の代わりに、試験体の広がりの直径の値をスランプフロー(slump flow)として用いる。
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