スラッファ派
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/30 19:51 UTC 版)
「ポスト・ケインズ派経済学」の記事における「スラッファ派」の解説
スラッファ派(Sraffian)とは、ピエロ・スラッファの洞察に基づき、新古典派限界理論を代替しうる価格と分配の理論を構築しようと試みる、ポスト・ケインズ派の重要な一部門である。新リカード派(Neo-Ricardian)とも言う。スラッファは、『商品による商品の生産』(1960年)において新古典派分配理論を資本理論の側面から批判した。彼らは『一般理論』の中に組み入れられたマーシャル的要素を放棄することによって、ケインズ派と主流派の同化を回避すべきと主張する。
※この「スラッファ派」の解説は、「ポスト・ケインズ派経済学」の解説の一部です。
「スラッファ派」を含む「ポスト・ケインズ派経済学」の記事については、「ポスト・ケインズ派経済学」の概要を参照ください。
- スラッファ派のページへのリンク