スクロオキシ水酸化鉄
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/03/27 07:44 UTC 版)
臨床データ | |
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販売名 | Velphoro |
Drugs.com | 患者向け情報(英語) Consumer Drug Information |
胎児危険度分類 |
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法的規制 |
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投与方法 | Oral (chewable tablets) |
識別 | |
ATCコード | V03AE05 (WHO) |
化学的データ | |
化学式 | Varies |
スクロオキシ水酸化鉄(Sucroferric oxyhydroxide)は人工透析適応の慢性腎不全での高リン酸血症治療薬として用いられるリン結合剤である。チュワブル錠として製剤化されている[1]。日本では2015年9月に承認された[2]。商品名ピートル。
化学的特徴と作用機序
スクロオキシ水酸化鉄は水酸化鉄(III)、スクロース、デンプンの混合物である。消化管中で鉄のヒドロキシ基がリンと配位子交換されてリン酸鉄(III)を生じ、水に難溶となって血中にリン酸が吸収され難くなり、その結果、血中リン酸濃度が低下する[1]。
副作用
一般的な副作用は、下痢(22.7%)[3]のほか、便の暗色化、異味、嘔気等である。副作用は通常使用継続中に軽減する。アレルギー反応が起こる事もある[1][4]。
相互作用
鉄イオンとキレートを形成する薬剤は吸収が阻害される。ビスホスホネート、テトラサイクリン系抗生物質[4]、甲状腺ホルモン製剤、セフジニル、抗パーキンソン剤、エルトロンボパグ オラミン[3]である。
出典
- ^ a b c H. Spreitzer (21 July 2014). “Neue Wirkstoffe – Sucroferrioxyhydroxid” (German). Österreichische Apothekerzeitung (15/2014): 25.
- ^ “新薬19製品が承認”. ミクス (2015年9月29日). 2015年10月2日閲覧。
- ^ a b “ピートルチュアブル錠250mg/ピートルチュアブル錠500mg 添付文書” (2015年12月). 2016年6月28日閲覧。
- ^ a b 患者向け情報(英語)
Consumer Drug Information for sucroferric oxyhydroxide.
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