ジョン・ド・ラ・ポール (第2代サフォーク公)とは? わかりやすく解説

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ジョン・ド・ラ・ポール (第2代サフォーク公)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/04 04:47 UTC 版)

ジョン・ド・ラ・ポール
John de la Pole
第2代サフォーク公
第2代サフォーク公ジョンと妻エリザベスの墓像
在位 1463年 - 1491年

出生 1442年9月27日
死去 1491年10月29日/1492年10月27日
埋葬 イングランド王国サフォーク、ウィンフィールド
配偶者 マーガレット・ボーフォート
  エリザベス・オブ・ヨーク
子女 一覧参照
家名 ド・ラ・ポール家
父親 初代サフォーク公ウィリアム・ド・ラ・ポール
母親 アリス・チョーサー
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第2代サフォーク公ジョンの紋章

第2代サフォーク公ジョン・ド・ラ・ポール(John de la Pole, 2nd Duke of Suffolk, KG, 1442年9月27日 - 1491年10月29日から1492年10月27日の間)は、「トリミング公」として知られるイングランドの貴族である。

生涯

初代サフォーク公ウィリアム・ド・ラ・ポールとアリス・チョーサー(庶民院議長トーマス・チョーサーの娘、ジェフリー・チョーサーの孫娘)の子として生まれた。

1450年2月7日にマーガレット・ボーフォートと結婚した(ローマ教皇の署名は1450年8月18日)。しかしこの結婚は1453年2月に国王ヘンリー6世の権限で無効にされた。1458年2月以前のある時期に、ジョンはエリザベス・オブ・ヨークと再婚した。エリザベスはヨーク派の首領ヨーク公リチャードセシリー・ネヴィルの娘である。当然、エリザベスの兄弟であるエドワード4世ラトランド伯エドムンドマーガレット・オブ・ヨーククラレンス公ジョージリチャード3世とも義兄弟という事になる。この結婚によってジョンとヨーク派の距離は一気に近づいた。

1463年3月23日、ジョンは特諭をもってサフォーク公に列せられた。また、母方の祖父から引き継がれてきたウォリングフォード城(Wallingford Castle)の城主にもなる。1472年にガーター勲章を叙勲し、オックスフォード大学の総長補佐に就任する。また、後にアイルランド総督にも就任する。

ジョンはサフォーク州のウィンフィールドに埋葬された。

子供

エリザベス・オブ・ヨークとの間には8人の子供がいた(以下、一部順序不明)。

  • キャサリン(1461年頃 - 1523年) - ストートン卿ウィリアムと結婚した。
  • ジョン(1464年頃 - 1487年6月16日) - リンカーン伯
  • エリザベス(1466年頃 - 1489年) - モーリー卿ヘンリー・ラブルと結婚した。
  • エドムンド(1471年/1472年 - 1513年4月30日) - 第3代サフォーク公
  • リチャード(1480年 - 1525年2月24日) - 反逆を試みる。後にパヴィアの戦いで戦死。
  • ハンフリー - 聖職者。
  • ウィリアム(? - 1504年1月以降) - ウィンフィールドの騎士。
  • エドワード - リッチモンドの助祭長。
イングランドの爵位
先代
ウィリアム・ド・ラ・ポール
サフォーク公
1463年 - 1491年
次代
エドムンド・ド・ラ・ポール
先代
ウィリアム・ド・ラ・ポール
サフォーク伯
1450年 - 1463年
次代
エドムンド・ド・ラ・ポール



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