ジョセフ・エブヤとは? わかりやすく解説

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ジョセフ・エブヤ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/01/16 04:09 UTC 版)

ジョセフ・エブヤJoseph Ebuya1987年6月20日 - )はケニア陸上競技選手。専門は長距離走。2010年第38回世界クロスカントリー選手権優勝者。身長168cm、体重66kg[1]

エブヤはトゥルカナ族であるが、トゥルカナではなくニャフルル生まれの珍しい選手である[2][3]。ケニア中部の街エルドレットに近いカプタガトにあるペーススポーツマネージメントのトレーニングセンターを練習拠点にしている。

2006年福岡市で開催された第34回世界クロスカントリー選手権ではジュニア4位。第11回世界ジュニア陸上競技選手権大会では5000mに出場し3位、10000mでは28分53秒46の自己新記録をマークし2位となった。2007年のIAAFワールドアスレチックファイナル3000mでは2位に入った。2009年世界陸上競技選手権ベルリン大会では5000m13位。

2010年1月9日のエディンバラクロスカントリー国際大会でエリウド・キプチョゲケネニサ・ベケレらを破り優勝した[4]。3月28日第38回世界クロスカントリー選手権シニアでは、前年第37回大会2位のモーゼス・キプシロ(3位)や同大会優勝者ゲブレ・エグジャバー・ゲブレマリアム(10位)らを抑え優勝した。

主な戦績

大会 開催地 種目 順位 記録 備考
2006 第34回世界クロスカントリー選手権 福岡市 ジュニア 4位 23分59秒
2006 第18回コモンウェルスゲームズ メルボルン 5000m 4位 13分05秒89
2006 第11回世界ジュニア陸上競技選手権大会 北京 5000m 3位 13分42秒93
2006 第11回世界ジュニア陸上競技選手権大会 北京 10000m 2位 28分53秒46 自己新記録
2006 IAAFワールドアスレチックファイナル シュトゥットガルト 3000m 8位 7分43秒41
2007 IAAFワールドアスレチックファイナル シュトゥットガルト 3000m 2位 7分49秒70
2007 IAAFワールドアスレチックファイナル シュトゥットガルト 5000m 4位 13分40秒43
2008 第36回世界クロスカントリー選手権 エディンバラ シニア 4位 34分47秒 国別対抗ケニア代表として優勝
2009 世界陸上競技選手権ベルリン大会 ベルリン 5000m 13位 13分39秒59
2010 第38回世界クロスカントリー選手権 ビドゴシチ シニア 優勝 33分00秒

記録

  • 3000m - 7分34秒62(2008年)
  • 5000m - 12分51秒00(2007年)
  • 10000m - 28分53秒46(2006年)

脚注

  1. ^ Focus on Athletes - Joseph Ebuya(英語) IAAF (2008-03-22). 2010年3月30日閲覧。
  2. ^ The Standard, March 22, 2008: Gifted Ebuya out to stop Kenenisa next Sunday 2010年3月30日確認できず。
  3. ^ Joseph Ebuya ends Kenyan draught - Men's Senior race report IAAF (2010-03-28). 2010年3月30日閲覧。
  4. ^ Bamford, Nicola (2010-01-09). Ebuya despatches Bekele, 4th, with ease; Business as usual for Dibaba in EdinburghIAAF 2010年3月30日閲覧。
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