ジェームズ・マロニーとは? わかりやすく解説

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ジェームズ・マロニー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/22 09:00 UTC 版)

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ジェームズ・W・マロニーJames W. Maloney1909年4月1日 - 1984年3月10日)はアメリカ合衆国サラブレッド競馬調教師1989年アメリカ競馬殿堂入り。

来歴

ニューヨーク州ジェネセオの出身[1]。マロニーの父も調教師で、マロニーはその父のために馬の調教を担当、東海岸のホースショーに馬を提供していた。のちに自身で調教師免許を取得し、1935年のロングアイランドで行われたロッカウェイ・ハントミーティングでの障害競走において、ゴールデンリールという馬で初勝利を挙げた[1]第二次世界大戦の際には兵役に就いたため調教師業を中断したが、退役後に再び厩舎を開いた。

おもにチャールズ・エンゲルハードやランガー夫妻、ホープ・ヘインズやウィリアム・ハギン・ペリーらの馬を預かり好成績を収めてきた。1947年にレムゼンステークスで初めてのステークス勝ちを収めると、以後没するまでに42のステークス競走で勝ちを収めてきた[1]。特に牝馬の扱いに定評があり、ラムチョップゲイムリーなどのトップクラスの牝馬も扱ってきたほか、ヴァニティハンデキャップの1967-69年の3連覇なども達成している[1]。74歳となる1984年まで調教師を続け、同年3月10日にミネソタ州ロチェスターのマヨ病院で死亡した[2]

おもな調教馬

脚注

  1. ^ a b c d James W. Maloney”. National Museum of Racing and Hall of Fame. 2022年5月22日閲覧。
  2. ^ James W. Maloney,Thoroughbred Trainer”. New York Times (1984年3月13日). 2022年5月22日閲覧。



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