ジェネレータとは? わかりやすく解説

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ジェネレータ

親核種半減期娘核種半減期よりも長く、そのため両者放射能の比が一定保たれている、いわゆる放射平衡成立している状態において、親核種から娘核種分離抽出するための装置のこと(放射性核種Aが壊変して放射性核種Bに変化するとき、AをBの親核種といい、BはAの娘核種という。)。
医療分野では、親核種モリブデン-99半減期66時間)と娘核種テクネチウム-99m(6時間)のジェネレータがよく用いられている。親核種モリブデン-99吸着剤吸着させておき、平衡になるたびに、吸着剤生理食塩水流して親核種から生成した娘核種テクネチウム-99m吸着剤吸着されにくい)を回収し核医学診断に使う放射性医薬品原料として用いている。ただし、ジェネレータの親核種減衰に伴い生理食塩水回収する娘核種濃度低下するため、診断十分な濃度娘核種供給できなくなったらジェネレータを交換する


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