シュヴァーベン系
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 03:20 UTC 版)
シュヴァーベン系の最古の人物として知られるヴェルフ1世は842年にシュヴァーベン伯として初めて言及される。伝承ではヴェルフ1世はブルグント系の祖で、ヴェルフの息子であるコンラートの息子とだと言われている。 この関係は、コンラートとヴェルフ1世が共にリンズガウ及びアルプガウ伯になっていることから事実らしい。ヴェルフ1世と後のシュヴァーベン系の一族(ケルンテン公ヴェルフとアルトドルフ伯となった親族)との関係もまた伝承によってのみ知られている。 古ヴェルフ家はケルンテン公ヴェルフが1055年に嗣子無くして没したことにより断絶した。ヴェルフ家の家名はエステ家出身のアルベルト・アッツォ2世・デステとケルンテン公ヴェルフの姉妹クニグンデとの間の子ヴェルフが引き継ぐことになった。この結果、以降は新ヴェルフ家ないしはヴェルフ=エステ家と呼ばれている。
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