ザ・シック、ザ・ダイイング...アンド・ザ・デッド!とは? わかりやすく解説

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ザ・シック、ザ・ダイイング...アンド・ザ・デッド!

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/17 00:43 UTC 版)

『ザ・シック、ザ・ダイイング...アンド・ザ・デッド!』
メガデススタジオ・アルバム
リリース
録音 2019年5月 – 2021年
ジャンル スラッシュメタルヘヴィメタル
時間
プロデュース デイヴ・ムステイン、クリス・レイクストロー
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 1位(フィンランド、スウェーデン)
  • 2位(オーストラリア、ポーランド、スイス)
  • 3位(アメリカ、イギリス)
  • 10位(日本)
  • メガデス アルバム 年表
    ディストピア
    (2016年)
    ザ・シック、ザ・ダイイング...アンド・ザ・デッド!
    (2022年)
    テンプレートを表示

    ザ・シック、ザ・ダイイング...アンド・ザ・デッド!』(原題: The Sick, The Dying... And The Dead!)はアメリカのスラッシュメタルバンド、メガデス2022年に発表した16作目のスタジオ・アルバムである[1]

    概要

    レコーディングは2019年に開始されたが、コロナウイルスのパンデミック、デイヴ・ムステインの闘病、デイヴィッド・エレフソンのスキャンダルおよび解雇など様々な出来事があり、完成までに2年以上かかった。

    2021年にデイヴィッド・エレフソンが解雇されたため、急遽テスタメントスティーヴ・ディジョルジオがレコーディングに参加。ベースパートを録り直した。キコ・ルーレイロにとっては2作目、ダーク・ヴェルビューレンにとっては初めてのレコーディングだった。2人の作曲面での貢献も大きく、ルーレイロは8曲、ヴェルビューレンも2曲でクレジットされている。メンバー全員がクレジットされていた「ユースアネイジア」を除けば、ムステイン以外のメンバーが最も多くクレジットされているアルバムである。

    レコーディングが開始してから、デイヴ・ムステインの咽頭がんが発覚。がんとの闘病生活を続けながらのレコーディングとなった。

    ベースの後任として、デイヴィッド・エレフソン復帰前にベースを担当していた、ジェイムズ・ロメンゾがサポートメンバーとして2021年のツアーに参加、翌2022年に正式メンバーとして復帰した。

    2023年2月に武道館を含む東阪3公演が実現。武道館公演ではかつての盟友マーティ・フリードマンが3曲(Countdown to Extinction, Tornado of Souls, Symphony of Destruction)で共演し、24年ぶりのステージでの再開を果たした。

    反響

    全米チャートでは過去2番目に高い初登場3位を記録(過去最高記録は「破滅へのカウントダウン」で全米2位)。イギリスでも過去最高となる初登場3位を記録した。日本ではオリコンチャート初登場10位を記録。「ユナイテッド・アボミネイションズ」以来となるトップ10圏内にランクインした。

    収録曲

    作詞はすべてデイヴ・ムステインだが、「ドッグス・オブ・チョルノービリ」は、ムステインとアンソニー・J・クメラックの共作となっている[2]

    #タイトル作詞作曲時間
    1.ザ・シック、ザ・ダイイング... アンド・ザ・デッド! - The Sick, the Dying... and the Dead!」 デイヴ・ムステイン
    2.ライフ・イン・ヘル - Life in Hell」 ムステイン、ダーク・ヴェルビューレン
    3.ナイト・ストーカーズ - Night Stalkers」(featuring アイス-T) ムステイン、キコ・ルーレイロ、ヴェルビューレン
    4.ドッグス・オブ・チョルノービリ - Dogs of Chernobyl」 ムステイン、ルーレイロ
    5.サクリファイス - Sacrifice」 ムステイン、ルーレイロ
    6.ジャンキー - Junkie」 ムステイン
    7.サイコパシー - Psychopathy」 ムステイン、ルーレイロ
    8.キリング・タイム - Killing Time」 ムステイン、ルーレイロ
    9.ソルジャー・オン! - Soldier On!」 ムステイン
    10.セレブタント - Célebutante」 ムステイン、ルーレイロ
    11.ミッション・トゥ・マーズ - Mission to Mars」 ムステイン、ルーレイロ
    12.ウィル・ビー・バック - We'll Be Back」 ムステイン、ルーレイロ
    合計時間:

    参加ミュージシャン

    ゲスト・ミュージシャン

    脚注

    出典

    外部リンク




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