サンヨウベニボタル Duliticola sp.
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/08/10 08:59 UTC 版)
「ベニボタル」の記事における「サンヨウベニボタル Duliticola sp.」の解説
極端な性的二形で知られ、メスが体長40-80mm前後あるのに対し、オスはその1/10程度しかない。メスは三葉虫を思わせる特異な外形で古くから知られており、オスが発見されないことが長い間謎とされていたが、オスが長年見つからなかったのは、メスに寄生する別種の昆虫に分類されていたからである。なおメスの特異な外形は幼形成熟によるものであり、オスは他のベニボタルのそれに類した外形をしている。東南アジアの熱帯林林床にごく普通に見られるが、分類が全く進んでいないため種名が確定していないものが多い。近年は風変わりなペットとして輸入もされている。和名は英名 Trilobite Beetle (三葉虫甲虫)の意訳による。カワリベニボタルという和名もある。
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