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サム・モリソン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/21 08:13 UTC 版)

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サム・モリソン
Sam Morrison
生誕 1952年
出身地 アメリカ合衆国
ジャンル ジャズフュージョン
職業 ミュージシャン
担当楽器 サクソフォーン
活動期間 1970年代 -
共同作業者 マイルス・デイヴィス

サム・モリソンSam Morrison1952年 - )は、1975年にマイルス・デイヴィスのバンドでソニー・フォーチュンに代わって演奏したアメリカジャズ・サックス奏者。デイヴィスは「トレーンが俺のバンドに入って以来、これほど燃えるようなサックスを聴いたことがない」と言ったとされている[1]

1976年、当時24歳のサックス奏者だったサム・モリソンは、イースト・ウィンド(日本)とInner City Records(アメリカ)のためにアルバム『砂丘』を制作し、1977年にリリースした。アルバムでは、アル・フォスターバスター・ウィリアムスをフィーチャーしている。2003年になり、CDで再発された[2]。モリソンは、フォスターの1978年のアルバム『ミックスド・ルーツ』にも参加している。

1977年のうちに、ナラダ・マイケル・ウォルデンをフィーチャーしたセカンド・アルバム『Natural Layers』(Chiaroscuro Records)が続いてリリースされた。

モリソンは、ギル・エヴァンスウディ・ショウ、アンドリュー・チェシャー、日本のジャズ・ミュージシャンである菊地雅章日野皓正川崎燎とも共演している[3]

彼はコロンビア大学を卒業し、アーメン・ドネリアンとマーク・コープランドとのバンドで演奏した[4]

ディスコグラフィ

リーダー・アルバム

  • 『砂丘』 - Dune (1977年、East Wind)
  • Natural Layers (1977年、Chiaroscuro)

参加アルバム

  • 川崎燎 : 『ジュース』 - Juice (1976年、RCA)
  • 川崎燎 : 『リング・トス』 - Ring Toss (1977年、Chiaroscuro)
  • アル・フォスター : 『ミックスド・ルーツ』 - Al Foster - Mixed Roots (1978年、CBS/Sony)
  • 川崎燎 : 『エイト・マイル・ロード』 - Eight Mile Road (1978年、East Wind)
  • 菊地雅章 : 『ススト』 - Susto (1981年、CBS/Sony)
  • 日野皓正 : 『ダブル・レインボー』 - Double Rainbow (1981年、CBS/Sony)
  • 菊地雅章 : 『ワン・ウェイ・トラヴェラー』 - One-Way Traveller (1981年、CBS/Sony)
  • エリック・ウッド : Letters From The Earth (1997年、Tangible Music)
  • マイルス・デイヴィス : 『ザ・コンプリート・オン・ザ・コーナー・セッションズ』 - The Complete On The Corner Sessions (2007年、Sony BMG)
  • マイルス・デイヴィス : 『ニューポートのマイルス・デイビス 1955-1975 - ブートレッグ・シリーズVol.4』 - At Newport 1955-1975 (The Bootleg Series Vol. 4) (2015年、Columbia/Legacy/Sony Music)

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ Allaboutjazz article originally from The Buffalo Weekly.
  2. ^ Allmusic Dune
  3. ^ Allmusic credits
  4. ^ Katz, Jamie (Summer 2012). “The Jazz Education of Armen Donelian ’72”. Columbia College Today. 2020年12月12日閲覧。

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