ココナワールドとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ココナワールドの意味・解説 

ココナワールド

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/23 06:18 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
ココナワールド
ジャンル アクションアドベンチャー
ミニゲーム
対応機種 ディスクシステム
開発元 ソフエル
発売元 ソフエル
プロデューサー ひさとみけんじ
ディレクター ほりまさと
シナリオ K.INAMI
プログラマー H.KUMATANI
もとむらいえのり
たけちまさみつ
音楽 どいこうじ
Y.TSUJI
村井俊夫
美術 なかがわおさむ
人数 1人
メディア ディスクカード両面
発売日 198704101987年4月10日
売上本数 売上本数:10万本[1]
その他 型式:SFL-CCN
テンプレートを表示

ココナワールド』は、1987年4月10日に日本のソフエルから発売されたファミリーコンピュータ ディスクシステム用のアクションアドベンチャーゲームおよびミニゲーム集。

メルヘンチックな世界に住む、パイン星の王女ココナの日常を体験するアドベンチャーゲーム。見下ろし型のフィールド上でプレイヤーがココナを操作することでゲームは進行する。ゲーム中には星占いやビンゴなどがプレイ可能であり、ミニゲーム集の側面を持っている。

開発はソフエルが行い、プロデューサーは同社の『ザ・マネーゲーム』(1988年)を手掛けたひさとみけんじが担当、ディレクターはほりまさと、音楽は『ザ・マネーゲーム』を手掛けたどいこうじおよび『100万$キッド 幻の帝王編』(1989年)を手掛けた村井俊夫が担当している。

ゲーム内容

ゲーム中にココナはプレイヤーに様々なものごとを要求してくる(おなかがすいた、など)。ココナが勝手に動くことはないが、ココナの要求どおりの行動をココナにさせなかった場合、ココナの力や機嫌というパラメーターが下がっていく。これはHPの代わりとなっており、そのいずれかが0になるとゲームオーバーとなり、リセットするしかなくなる。また、ゲームオーバー時のBGMがエリーゼのためにとなっている。

ゲームには明確なストーリーといったものはなく、ココナの不思議な日常を追体験することこそがゲームの目的であるが、一定の条件を満たすことで到達できるエンディングがある。

スタッフ

  • プロデューサー:ひさとみけんじ
  • ディレクター:ほりまさと
  • スクリプター:K.INAMI
  • チーフ・S.E.:M.HIRAMA
  • プログラマー:H.KUMATANI、もとむらいえのり、たけちまさみつ
  • 音楽:どいこうじ、Y.TSUJI、村井俊夫
  • アート・ディレクター:なかがわおさむ
  • CHRデザイン:C.KANNO、Y.SAITOH
  • 背景デザイン:M.KUMAHARA

評価

評価
レビュー結果
媒体 結果
ファミ通 21/40点[2]
ファミリーコンピュータMagazine 11.73/25点[3]
ユーゲー 否定的[4]
項目 キャラクタ 音楽 操作性 熱中度 お買得度 オリジナリティ 総合
得点 2.51 2.37 2.22 2.16 - 2.47 11.73
  • ゲーム誌『ユーゲー』においてライターの飴尾拓朗は、本作の要素であるホロスコープに関しては「見当違いのメッセージしか出ない」、ビンゴに関しては「微妙に進行が遅い」、落書きノートに関しては「存在意義の理解に苦しむ」など全体的に酷評した[4]。飴尾は他に本作のメインターゲットが少女であったと推測した上でセールスが伸びなかった事や、本作の「ミニゲームの集合体」という概念が後に同社の『極楽遊戯(げーむ てんごく)』(1987年)へと受け継がれた事を主張した[4]

脚注

[脚注の使い方]

参考文献

外部リンク





英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ココナワールド」の関連用語

ココナワールドのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ココナワールドのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのココナワールド (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS