グレート・ウェスタン鉄道4120形蒸気機関車
(グレート・ウェスタン鉄道4120型蒸気機関車 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/28 19:42 UTC 版)
グレート・ウェスタン鉄道4120形蒸気機関車(4120 Class)はイギリスのグレート・ウェスタン鉄道(GWR)が製造した旅客用テンダー式蒸気機関車の1形式である。その内の1両の固有名から、アタバラ級(Atbara Class)[1]とも呼ばれる。軸配置はアメリカン(4-4-0あるいは2B)である。
- ^ アタバラという固有名はアフリカの河川の名称に由来する。本形式の製造当時、第二次ボーア戦争が勃発していたことにちなんで、アフリカゆかりの地名が命名されている。
- ^ 同一の弁装置、同一のシリンダで高速化を実現するため、5フィート8インチから6フィート8 1/2インチへ約31cm拡大された。これにより同一弁装置・同一回転数の下でも18%の速度引き上げが可能となった。
- ^ 保守の容易化を図って動輪の軸箱上部で円弧状に湾曲して盛り上がっていた主台枠が、軸箱位置の変更などによってそのままでは使用できなくなった。このため、動輪部分が完全に箱状で強固な板台枠構造に変更された。
- ^ 1911年の事故で大破し復旧不能と判定された3382号機「マフィケング」が廃車処分されている。
- 1 グレート・ウェスタン鉄道4120形蒸気機関車とは
- 2 グレート・ウェスタン鉄道4120形蒸気機関車の概要
- 3 脚注
- グレート・ウェスタン鉄道4120形蒸気機関車のページへのリンク