グレンコア・アグリカルチャーとは? わかりやすく解説

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グレンコア・アグリカルチャー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/24 08:47 UTC 版)

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グレンコア・アグリカルチャー英語: Glencore Agriculture)とは、2017年1月に大手資源会社グレンコアの穀物部門が分社化した企業。 小・大麦・菜種大豆コーンなどの穀物・油糧種子を各産地の農家から集荷し、輸出まで行なう。また食用油の生産・販売も行う。 2012年に買収したカナダの穀物流通大手バイテラ(約5,100億円)もカナダ・豪州で大きな集荷力を持つ。 元来強かった欧州地域に加え、ブラジルアルゼンチンでも施設を構え集荷力を増やしている。カナダでは内陸のカントリーエレベーター約70基に加えバンクーバーに輸出ターミナルを2基、プリンスルパートに1基、搾油施設を3基(内1米国)保有。豪州では南豪州で内陸設備を多数保有し、輸出ターミナルを4基保有。ブラジルでは北部に輸出ターミナル2基、アルゼンチンでも2基保有。

他にウクライナロシアの集荷にも積極的で内陸のエレベーターに加え、輸出ターミナルも複数保有。(ロシア、ウクライナ、ルーマニア等)

集荷に加え、搾油設備も増やしており、主にアルゼンチンの大豆搾油(年間7百万トンの大豆搾油)、北米の菜種搾油、欧州のひまわり搾油、欧州のオリーブ搾油などがある。

2020年現在株式の50%をグレンコア本社、残り50%をカナダの年金ファンドが保有している。(CPPIB 40%, BCI 10%)

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