クローン・ヴェノスタとは? わかりやすく解説

クローン・ヴェノスタ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/14 11:00 UTC 版)

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クローン・ヴェノスタ
Curon Venosta / Graun im Vinschgau
行政
イタリア
トレンティーノ=アルト・アディジェ
県/大都市 ボルツァーノ
CAP(郵便番号) 39020
市外局番 0473
ISTATコード 021027
識別コード D222
分離集落 Caprone, Melago, Vallelunga, Resia, San Valentino alla Muta
隣接コムーネ #隣接コムーネ参照
地震分類 zona 4 (sismicità molto bassa)
気候分類 zona F, 5036 GG
公式サイト リンク
人口
人口 2,386 [1](2020-01-01)
人口密度 11.4 人/km2
文化
住民の呼称 curonesi
守護聖人 アレクサンドリアのカタリナ
(Santa Caterina)
祝祭日 11月25日
地理
座標 北緯46度48分30.17秒 東経10度32分31.77秒 / 北緯46.8083806度 東経10.5421583度 / 46.8083806; 10.5421583座標: 北緯46度48分30.17秒 東経10度32分31.77秒 / 北緯46.8083806度 東経10.5421583度 / 46.8083806; 10.5421583
標高 1520 (1449 - 3738) [2] m
面積 210.20 [3] km2
クローン・ヴェノスタの位置

ボルツァーノ自治県におけるコムーネの領域
ポータル イタリア
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クローン・ヴェノスタ: Curon Venosta ; : Graun im Vinschgau グラウン・イム・フィンシュガウ)は、イタリア共和国トレンティーノ=アルト・アディジェ州ボルツァーノ自治県にある、人口約2,400人の基礎自治体コムーネ)。

地理

位置・広がり

ボルツァーノ自治県西部、ヴァル・ヴェノスタイタリア語版(ヴィンシュガウ谷)の最も奥に位置する。北にオーストリア、西にスイスと国境を接しており、オーストリアとの間にはレッチェン峠(レージア峠)が通っている。

隣接コムーネ

隣接するコムーネは以下の通り。括弧内のAT-7は、オーストリア・チロル州所属、CH-GRはスイス・グラウビュンデン州所属を示す。

地勢

町域には、水力発電のために谷を堰き止めて作られた人工湖レージア湖英語版がある。

レージア湖

主要な集落

もともとのクローンの集落は、1950年7月にダム湖が拡張された際に水没し、現在の集落はその湖畔に新たに建設されたものである。半ば水没した鐘楼は町のランドマークとなっており、コムーネの紋章にも描かれている。

歴史

紀元前15年ケルト人が暮らしていたヴァル・ヴェノスタ一帯は、ローマ帝国に組み込まれた。ローマ人たちはレージア峠でアルプスを越えるクラウディア・アウグスタ街道を築いた。この街道は中世にも大きな役割を持ち、「上の道」(Oberer Weg / Via Superiore)、「スワビア街道」(Schwabenweg / Via di Svevia)などの名で呼ばれた。

この地のキリスト教化は、450年にクールから来た宣教師によって行われた。1348年の黒死病の大流行により人口が激減したこの谷筋には、ドイツ語を話す人々が移り住んだ。

住民

言語

言語集団調査(2011年) [4]
ドイツ語
  
97.34%
イタリア語
  
2.66%
ラディン語
  
0.00%

2011年に行われた、住民がドイツ語・イタリア語・ラディン語のいずれの「言語集団」に属するかの調査によれば(ボルツァーノ自治県#言語集団調査参照)、住民の約97%がドイツ語話者である[4]

脚注

外部リンク





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