クロス・クーペド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/01/18 01:49 UTC 版)
「クロス (紋章学)」の記事における「クロス・クーペド」の解説
クロス・クーペドArgent, a cross couped Gules クロス・クーペド (Cross couped) は、クロスの4本の腕を腕の方向に対して垂直に切り、フィールドの端に達しないように短くしたものである。クロス・ヒューミッティ (cross humetty) と記述されることもある。紋章の中にただ1つのクロスを置く場合で、腕を短くするときに明示的に用いられる。このような十字はグリーク・クロス (Greek cross) とも呼ばれ、赤十字や緑十字などキリスト教とは直接関係しないシンボル・マークやスイスの国旗をはじめとする各国の国旗にも採用されているが、古典的な紋章学上の用語としては定義されておらず、基本的に cross couped 又は cross humetty と記述される。
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