クルノー競争とは? わかりやすく解説

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クールノー競争

読み方:クールノーきょうそう
別名:クルノー競争、クールノーの競争モデルクールノー・コンペティションクールノーゲームクールノーモデル
英語:Cournot competition

アントワーヌ・クールノーAntoine Cournot)が提唱した寡占市場における企業戦略モデルライバル関係にある寡占企業生産量変えない(常に一定である)と前提して自社生産量決定するという考え方

商品価格市場供給される商品数(すなわち生産量)に左右され、かつ市場いくつかの企業によって寡占されている状況においては生産量調整(による価格調整)が自社利益最大化する要因となる。クールノー競争モデルでは、ライバル企業生産量変わらない前提自社生産量決定されるしかしながら現実には、ライバル企業も(こちらの生産量変わらない前提で)生産量調整してくるので、市場には不均衡生じる。そこから双方調整繰り返された後に生産量価格とが均衡に近づいていく。

寡占市場における競争戦略モデルとしては、クールノー競争と共にベルトラン競争知られる。クールノー競争は生産量変動させて利益最大化を図るモデルであるが、ベルトラン競争価格設定変えて利益最大化を図る場合モデルとなっている。




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