キム・キールセン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/01 03:31 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動キム・キールセン Kim Kielsen | |
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生年月日 | 1966年11月30日(54歳) |
出生地 |
![]() グリーンランド フレゼリクスホープ |
前職 | 警察官 |
所属政党 | 進歩党 |
配偶者 | ジュディス・キールセン |
在任期間 | 2014年9月30日 - 2021年4月23日 |
在任期間 | 2005年11月25日 - 2007年7月1日 |
キム・キールセン(グリーンランド語: Kim Kielsen、1966年11月30日 - )は、グリーンランドの政治家。自治政府首相(第7代)を務めた[1]。進歩党所属。
前職のアレカ・ハモンドが2014年9月に首相辞任を表明したことに伴い、9月30日に首相代行に就任。同年12月12日に正式に首相に就任した[2]。
デンマークからの独立のための資金源としてレアアース採掘計画を推し進めたが、環境汚染を懸念する声があがったほか、事業主体となるオーストラリアの鉱物探査企業グリーンランド・ミネラルズの大株主が中国のレアアース加工会社・盛和資源控股だったため欧米からも計画に対する警戒感が高まり、2021年4月6日に執行された総選挙の争点となった[3]。選挙の結果、計画に反対の立場をとるイヌイット友愛党、ナレラク党がそれぞれ12、4議席を獲得し、反対派が過半数を占めた[4][5]。4月23日に首相を退任[6]。
脚注
- ^ Kim Kielsen - Naalakkersuisutグリーンランド政府公式サイト(2015年7月3日閲覧)
- ^ “worldstatesmen.org - Greenland”. worldstatesmen.org. 2017年10月25日閲覧。
- ^ “レアアース採掘争点 グリーンランド総選挙 中国企業関与に欧米警戒”. 産経新聞. (2021年4月6日) 2021年4月7日閲覧。
- ^ “FAKTA: Minemodstander-partier får flertal i Grønland”. Kristeligt Dagblad. (2021年4月7日) 2021年4月7日閲覧。
- ^ “レアアース採掘反対の野党勝利 グリーンランド自治議会選”. AFPBB News. フランス通信社. (2021年4月7日) 2021年4月7日閲覧。
- ^ “Múte Egede er ny formand for Naalakkersuisut”. Kalaallit Nunaata Radioa. (2021年4月23日) 2021年4月24日閲覧。
外部リンク
公職 | ||
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先代: アレカ・ハモンド |
![]() 第7代:2014 - 2021 |
次代: ムテ・エゲーデ |
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