キツネノロウソクとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > キツネノロウソクの意味・解説 

キツネノロウソク

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/02 04:32 UTC 版)

キツネノロウソク
分類
: 菌界 Fungi
: 担子菌門 Basidiomycota
亜門 : 菌蕈亜門 Hymenomycotina
: 真正担子菌綱 Homobasidiomycetes
: スッポンタケ目 Phallales
: スッポンタケ科 Phallaceae
: キツネノロウソク属 Mutinus
: キツネノロウソク M. caninus
学名
Mutinus caninus
(Huds.) Fr.
和名
キツネノロウソク
英名
Dog stinkhorn

キツネノロウソクMutinus caninus)は、担子菌門真正担子菌綱スッポンタケ目スッポンタケ科キツネノロウソク属のキノコ

分布

北半球の温帯域、特にヨーロッパに分布する。

特徴

灰白色の卵形の幼菌から、6-12cmほどの長さの子実体が伸びる。橙色の子実体の頂部には、グレバと呼ばれる胞子を含んだ粘着性物質がある。この胞子塊がハエを惹きつける悪臭を放つことで、ハエによって胞子を分散させる。

森林の朽ちた切り株付近の落葉に生育する。

食用にはならない。

良く似た種に、キツネノエフデ(キツネノフデ、Mutinus bambusinus)がいる。

参考文献

  • トマス・レソェ(著者) 前川二太郎(監修)『世界きのこ図鑑』新樹社、2005年11月1日。ISBN 4-7875-8540-1 



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「キツネノロウソク」の関連用語

キツネノロウソクのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



キツネノロウソクのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのキツネノロウソク (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS