キアロスクーロ版画とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > キアロスクーロ版画の意味・解説 

キアロスクーロ版画

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/06 08:52 UTC 版)

キアロスクーロ」の記事における「キアロスクーロ版画」の解説

キアロスクーロ版画とは、異なる色を印刷するのに2つ上の版木を使うオールド・マスター・プリント(Old master print)である。1508年にキアロスクーロ版画を発明したのはドイツハンス・ブルクマイアーだった。イタリアでその23年後ウーゴ・ダ・カルピUgo da Carpi)が最初にキアロスクーロ版画を制作した。他にキアロスクーロ版画を作った美術家には、ルーカス・クラナッハ、ハンス・ヴェヒトリン(Hans Wechtlin)、ハンス・バルドゥングパルミジャニーノらがいる。ドイツではキアロスクーロ版画はほんの数年使われただけだったが、イタリアで16世紀中使われた。それ以降では、オランダヘンドリック・ホルツィウスがたまに用いたドイツでは通常、ラインブロックと呼ばれる線のみの1つ版木と、1つ上のトーンブロックと呼ばれる色を平たく塗る版木制作された。一方イタリアで通常異な効果を出すためトーンブロックしか使わず、この語が元々意味していた素描、あるいは水彩近かった

※この「キアロスクーロ版画」の解説は、「キアロスクーロ」の解説の一部です。
「キアロスクーロ版画」を含む「キアロスクーロ」の記事については、「キアロスクーロ」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「キアロスクーロ版画」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「キアロスクーロ版画」の関連用語

キアロスクーロ版画のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



キアロスクーロ版画のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのキアロスクーロ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS