ガンルエとは? わかりやすく解説

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ガンルエ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/10/27 07:03 UTC 版)

Guenrouet

行政
フランス
地域圏 (Région) ペイ・ド・ラ・ロワール地域圏
(département) ロワール=アトランティック県
(arrondissement) サン=ナゼール郡
小郡 (canton) ポンシャトー小郡
INSEEコード 44068
郵便番号 44530
市長任期 シルヴァン・ロベール
2014年 - 2020年
自治体間連合 (fr) fr:Communauté de communes du Pays de Pont-Château - Saint-Gildas-des-Bois
人口動態
人口 3 222人
2012年
人口密度 46人/km2
住民の呼称 Guérinois
地理
座標 北緯47度31分12秒 西経1度57分13秒 / 北緯47.52度 西経1.95361111111度 / 47.52; -1.95361111111座標: 北緯47度31分12秒 西経1度57分13秒 / 北緯47.52度 西経1.95361111111度 / 47.52; -1.95361111111
標高 平均:m
最低:0m
最高:73m
面積 69.9km2
Guenrouet
公式サイト http://www.guenrouet.fr/
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ガンルエGuenrouet、またはGuenrouët)は、フランスペイ・ド・ラ・ロワール地域圏ロワール=アトランティック県コミューン

地理

県におけるガンルエの位置

ガンルエはルドンの南東約25kmに位置する。隣接するコミューンは、プレセ、セヴェラック、サン・ジルダ・デ・ボワ、サンタンヌ・シュル・ブリヴェ、キリー、ブーヴロン、ブラン、ル・ガヴルである。

1999年のINSEEがまとめた順位表によれば、ガンルエは都市化されていない農村型コミューンである。

由来

INSEEの公式地理コードによってリスト化されているコミューンの名は、Guenrouetであるが[1]、一方でトレマのついたGuenrouëtも一般的に使用されている。したがって、この地名はコミューン役場の公式サイトや[2]、自治体間連合の公式サイトで用いられている[3]

ガンルエの名称は、ブルトン語のGwenredに由来する。ブルトン語のgwennは『白』や『聖なるもの』を意味する。-redは浅瀬を意味するという説があり、これはガリア語のritu-(同じく浅瀬)や、ガロ語のrhydに似ている。ガロ語でのコミューン名称はGenroètである[4]

歴史

ガンルエの教区が創設されたのは、9世紀、ブルターニュ王アラン1世によってである。町は歴史的にブルターニュの一部であった。

フランス革命の間、ガンルエは司祭館の中に革命軍を収容していた。しかし住民たちは聖職者民事基本法に批判的で、非宣誓司祭を匿っていた。

7月王政のもとで建設されたナント・ア・ブレスト運河のため、自治体の開発が進んだ。

コミューンは2度の世界大戦に重い犠牲を払った。1944年8月から1945年5月まで続いた、サン・ナゼール・ポケットへの爆撃が含まれる。8万発の砲弾がコミューンに落ち、そのうち35000発が中心部に落とされた。ノートルダム・ド・グラース教会に砲弾が落ち、ガンルエは機能不全となった。信仰の場と、中心部の住民たちは、数箇所に分かれたその場しのぎの礼拝堂に避難した。戦後、教会の窓にステンドグラスがはめ込まれ、復元が行われた。ノートルダム・ド・グラース教会は現代的な様式で復元された。その外観は、アメリカ軍によって解放されたサントメール・ド・ブラン教会の外観によく似ている(サントメール・ド・ブラン教会は、占領者であったドイツ軍によってダイナマイトで破壊されてしまっていた)。

人口統計

1962年 1968年 1975年 1982年 1990年 1999年 2006年 2012年
2614 2368 2156 2270 2383 2408 2780 3222

source=1999年までLdh/EHESS/Cassini[5]、2004年以降INSEE[6][7]

脚注




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