ガワジー
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ガワジー(アラビア語:غوازي)とは、エジプトで踊られてきた主に女性の踊り子による踊りであった。ただし、イスラム教徒の少年達が、女性の踊り子を演じて踊ることもあった。アルマー(複数形:awālim、en)とも呼ばれる(イスラム教の正式な歌姫をアルマー、イスラム教徒ではないジプシーがガワジーと区別する意見もある[1]。)。
- ^ a b アラビアンナイト バートン版 千夜一夜物語拾遺 訳者:大場正史 p.187
- ^ 日本語で「公序良俗に反する」と言うと卑猥なものを連想しがちだが、イスラム教は極端に女性による肌の露出を問題視する傾向にあることを留意すべきである。本文に「足先(くるぶしよりも先)を化粧していた」とあるが、たとえこの部分の露出であってもイスラム教では問題視される。しかし仮に日本でこの部分の肌が露出するような格好を女性がしていたところで問題視されない。この他ガワジーを描いた絵画の中には、女性の踊り子の胸元が露出している絵画が残っているが、これなどイスラム教では大問題になる。しかしやはり現代の日本では十分に許容されうる露出の程度と考えられる。以上のようなことから、日本での社会常識でこの「公序良俗に反する」を解釈するのは危険であり、あくまでイスラム教の常識で解釈すべきである。
ガワジー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/11 23:38 UTC 版)
詳細は「ガワジー」および「en:Ghawazi」を参照 エジプトのガワジー (アラビア語: غوازي) の踊り手達は旅をする女性たちであった。ガワジーは道端などの公の場で隠すこともなく踊り、群集を楽しませさえした。その踊りには優雅さはほとんどなく、腰の非常に速い左右への振動が特徴的である。
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